日本古来の伝統儀式 古式湯灌(こしきゆかん)
故人様のお体を拭き清める行いのことを「古式湯灌(こしきゆかん)」といいます。
人生最後の入浴ともいえる日本に古くから伝わる大切な儀式です。来世へと導かれるため、現世での苦しみや疲れを拭き清め、生まれたばかりの赤ちゃんがつかる産湯のように、新しい世界(来世)で生まれ変わるようにと願いを込めて執り行います。
古式湯灌は「お顔と髪のケア」の後に行います。こちらをご参考になさってください。
このほか、シャワー湯灌も承っております。

木桶に用意した逆さ水※1を含んだタオルで、全身をていねいに拭き清めます。
伊藤セレモニーの古式湯灌は、温泉湯灌です。
温泉がお好きだった方、長い間入浴することができなかった方にさっぱりとしたお気持ちで旅立っていただきたいとの思いをこめ逆さ水に天然の温泉水※2を利用いたします。
古式湯灌は、基本的にご家族様お立ち合いのもと執り行い※3、ご家族にもお拭き上げいただくことが可能です。
※1 あの世とこの世を区別する「逆さごと」のひとつ
※2 飲用のミネラルウォーターです
※3 故人様の尊厳を守り、儀式の際は、お肌が見えないようオリジナルの掛け布で覆います
数種類のエッセンシャルオイルから香りをお選びいただけます
- ローズ:美しさの象徴ともいわれる優雅で華やかな香り
- ユーカリ:清涼感あふれるすっきりとした香り
- ティートゥリー:森林浴をしているようなウッディーな香り
- レモングラス:青春を感じさせるさわやかでフレッシュは香り
- オレンジスィート:リラックス効果の高い甘くさわやかな香り
- ラベンダー:やすらぎを与えてくれるフローラルな香り
※季節によって内容が異なります。ご承知くださいませ。